こんにちは,所長の田澤です。
今日は,司法書士試験の憲法について書きたいと思います。
私は憲法が得意ではなかったため,対策をとる必要がありました。
私が実践した憲法対策は,以下の通りです。
①午前は民法→刑法→会社法→憲法の順番で解く。
②統治分野の条文は丸暗記しておく。
③人権分野の判例は答練や模試で出されたものを丸暗記しておく。
まず①については,憲法の問題は長文であることが多く,また緊張している状態で苦手なものを解くのは何も良いことがないので後回しにした,ということです。後回しにすることにより,時間も十分にかけることができます。
次に②については,条文の知識で答えられる問題を落とす訳にはいかないため,41条~99条までは丸暗記しました。丸暗記するためには条文を耳で聞き,声に出す。これしかなかったです。YouTubeで憲法を読み上げている動画などもあるので,それを活用していました。直前期には1週間に1回は条文を確認する時間を作ったと思います。
最後の③については,答練や模試を受けた時に,人権分野の知らない判例があった場合には,ノートに書き写し,電車での移動時間等に確認するようにしていました。当たり前ですが,何度も目にすれば,覚えられます。出題される判例の数もそこまで多くはないので,丸暗記できるくらいの量です。
以上の対策をとった結果,合格した年の憲法の成績は3問中3問正解でした◎
35問中たかが3問ですが,だからこそ,効率の良い勉強が必要な憲法。
しっかり対策をとれば,確実に点数を取れる分野でもあります。
次回は<刑法編>について書きたいと考えています。