野望?!

皆様こんにちは、司法書士の田澤です。

緊急事態宣言が出されている状況なので、美容院に行きたいのですが行けず、頭(髪)がボサボサの状況です。。2月上旬に解除されたら行こうと考えていたのですが、長引いてしまうのでしょうか…?どうしたものか、悩んでおります。

さて、最近、『合同事務所』として司法書士事務所を経営している司法書士の先生のお話を伺う機会があり、そういう形も将来的には選択肢の一つだなと考えています。シェアオフィスのような感じで、同じ場所に幾つかの事務所があることになります。お財布は同じにしたり、別にしたり、様々みたいです。

私は木村先生の場所をそのまま引き継ぐことが決まっていたので、開業にあたり、開業場所について悩むこともなく、ありがたいことに、木村先生が使っていた机や書籍、家電まで、そっくりそのまま頂いたので、開業資金も通常よりかなり安く抑えられたと思います。でも通常は、自分で場所を探して契約し、机やパソコン、プリンターなど一式を揃える必要があるため、それなりの開業資金が必要です。また毎月の固定費の中でもやはり家賃は大きな割合を占めるため、合同事務所にすると、家賃負担もお互いに軽くすることができます。

今の事務所は木村先生の時から机が4個、応接セットも2つあり、机も応接も現状は余っているため、誰かがここに入って合同事務所にするのもアリだよね、と事務長とも話をしていました。私どもとしても、司法書士がもう一人増えれば、わからないことがあった時に相談ができるし、行政書士や社労士など、他の士業の先生ならその分野の仕事があった場合、すぐに紹介できて便利ですよね。

司法書士試験受験生の平均年齢が高くなっていることもあり、司法書士になったとしても、何十年もやるつもりはない人も、これから増えてくるのではないかなと思います。そうなると、開業資金をできるだけ抑えて、また廃業する際にも撤去したりする手間も省けることになるため、合同事務所を好む人も増える気もしています。

ただ、合同事務所の中で揉めてしまうこともよくあるみたいなので、お互い気持ちよく仕事ができることが条件のような気もします。色々なことが起こることを想定し、取り決めをしっかりしておくことも必要でしょう。また一人でやりたいから士業を選んだという人には、向いていないのかもしれません。

もう1月も終わりですね。毎月、今月は暇そうだな…心配????と思うものの、実際は様々なお仕事があったりして、ありがたいです。体調にも気をつけて、来月も頑張りたいと思います。

司法書士の報酬。

こんにちは、司法書士の田澤です。

今日は司法書士の報酬についてお話したいと思います。

よく、『相続登記を司法書士に頼んだら30万もとられた』とか、『司法書士さんって儲かりますねー』なんてことを耳にします。手続きのご依頼があった場合、司法書士は費用の説明をするのですが、わかりにくいこともあって、このような誤解を招いているのだと思います。

画像を見て下さい。これはうちの事務所で現在使用している領収証なのですが、左側(赤の□)と右側(青の□)にわかれています。左側が、司法書士としてもらう報酬額です。ここには事務所のHPでもご案内している報酬表の金額が入ることになります。

例えば、相続による所有権移転登記だと、4万円になります。報酬表の「1件増えるごとに+10000」とあるのは、所有権全部を持っている土地や建物のほかに、持分を持っている土地や建物がある場合が該当します。これは登記の申請が1件ではできず、それぞれ申請する決まりになっているからです。

そして右側は、いわゆる「実費」と言われるものです。登記をする際に必要となる登録免許税(登録免許税は、不動産の価格に税率をかけて計算するものと、不動産の個数1つにつき1000円と定められているものがあります)、現在土地や建物の登記がどうなっているのかを調査するための費用(うちの事務所では「事前調査」等と記入)、登記が完了した後に取得する登記簿謄本代(うちの事務所では「登記簿謄本○通」等と記入)です。

これは言ってみれば、どこの司法書士に頼んでもほぼ同じ位の金額になることが多いものです。絶対に同じとは言い切れないのは、司法書士によって、交通費がかかる場合に実費に入れるか、事前調査を登記情報の閲覧にするのか、登記簿謄本を取得してするのか等、違いがあるためです。

司法書士は、依頼者の方から、この左側の金額と右側の金額をあわせてもらうことから、右側の実費分まで、まるで司法書士に支払ったかのように見えるため、誤解が生じやすくなっています。画像のように左右ではなく、上下にわかれているパターンもあります。いずれにしても、大体見てわかるようになっていますので、よく確認することが重要です。また、不明点がある場合には、しっかり問い合わせることです。問い合わせに答えられないような司法書士はいませんので、ご安心ください。

誰かに何かを頼む場合に一番気になるのは費用のことですよね。これは当然です。

上記のように、登録免許税については不動産の価格等がわからないと計算できないものもあるため、『大体の金額っていくらになりますか』と問い合わせいただいた場合には、登録免許税がそのような仕組みで計算することをご説明した上で、ご希望があれば、これまでのご依頼で平均的にかかった金額をご案内することにしています。

どの司法書士事務所でも同じだと思いますが、問い合わせる場合には、お手元に対象不動産の登記簿謄本や、課税通知書等をご用意していただくと、お互い分かりやすいかと思います。これから問い合わせてみようとお考えの方は、参考にしてみてください。

今日は珍しく、司法書士らしい、真面目なブログになりました(笑)。

明けましておめでとうございます。

2021年になりました。

当事務所は365日受付ですが、年末年始は特にお仕事もなかったので、ゆっくり休むことができました。普段は土日祝日関係なく働いているので、ここまでゆっくり過ごせたのは久々でした。

私がしたかったのは漫画を一気に読むこと(笑)!今話題の鬼滅の刃は、最終巻を発売日当日に買って、年末まで読まずに楽しみにとっておきました。最初から読み返し、いよいよ最終巻も読みました。泣けましたね(´;ω;`)ウッ…まだ読んでいない人もいると思いますので、ネタバレになるようなことは書きませんが、とっても良かったです。

年始に楽しみにしていたことは箱根駅伝です。毎年出身校である東海大学を応援しております!!東海大学が優勝した時には色々な人に私まで「おめでとう!!」と言われて嬉しかったのを覚えています。私が大学に在籍していた頃はシードは確実だけど強くはない。。そんな感じでしたが、近年は強くなっていて、非常に楽しみにしています。近いにもかかわらず、応援に現地まで行った事はないので、一度行ってみたいと思っているのですが、今年は行けるはずもなく、テレビでの応援となりました。青学も強かったな~。楽しませていただきました、ありがとう!!また来年頑張ってほしいです。来年は小田原とか平塚で応援できることを願っています。

さて、当事務所は昨日から業務スタートしております。年明けすぐなので、忙しくはないのですが、明日あたりから年末に申請した登記が出来上がってくる頃です。年末に申請し、年始に法務局から何か不備の電話でもあったらどうしよう…と思っていましたが、無事に終わっているようで安心しております。

年始早々、緊急事態宣言が出されるとか。。感染者が増えていますし、少しづつ身近に迫ってきているのを感じますので、仕方がないのかもしれませんね。当事務所でも、直接会わなくても良い場合には、柔軟に対応しております。本人確認や意思確認が必要となる場合には、どうしてもお会いしないといけないのですが。司法書士の本人確認の方法についても時代とともに変わっていくのでしょうか??難しいところですね。

今年も仕事があること・ご依頼いただけることに感謝して、仕事に向き合っていきたいと思っています。そしてブログにも、もっと役立つことを発信していければと考えてはいるのですが…どうなるかはわかりません(笑)

本年も、田澤司法書士事務所をよろしくお願いいたします。